月と太陽の幸草哲学

  豊かで心地よい暮らしのアイディアをお届けします                                                                                                                                                           

December 2017

明日は大晦日です。
毎月最後の日を「晦日(つごもり)」と言っていて、
その集大成である年の最後の日が「大晦日(おおつごもり)」なのです。

大掃除を終えて、締め飾りや門松を飾った後には、
歳神様のやってくるのを寝ずに待ちます。
そう、寝ずに。
本来は、朝日とともにやってくる歳神様は寝ないで待つもの。
寝そうになったら「稲積む(いねつむ)」と言って、難を除けましょう。


大晦日と言えば、年越し蕎麦ですよね。
子供の頃は、紅白を見ながら親族揃って年越し蕎麦を食べていました。
そしてゲームをして、深夜にカップラーメンを食べる。
昔はお正月と言えば、商店はお休みでしたから、
年末にカップラーメンの箱買いをしてストックするのが恒例。
段ボールも箱買いでしたね。
いまもそういうお宅はあるのでしょうか。
もしあるのなら、そのご家庭で年越ししたいです・・・


年越し蕎麦は、
・細く長く長寿を願って
・金細工師が金を集めるのにそば粉を使った(お金が集まる)ため
などの説がありますが、理由はどうあれ、今ではもう決まり事。
とにかく食べましょう!


お蕎麦を食べて、頑張って起きていたら翌日はお正月。
元旦の一番のお水(若水)を汲んで、大福茶をいただけば、
一年の難を除けられます。


お正月に関するやるべきたくさんのことがありますが、
これは楽しいしきたりですよね。

だって、良い年を迎えるための準備ですから。


どうぞ皆さま良いお年をお迎えくださいね。




月と太陽、星のリズムで暮らす【薬草魔女のレシピ365日】


瀧口律子
BABジャパン





薬草魔女のレシピ365日


瀧口律子
BABジャパン


本日が仕事納めで、明日からお休みの方も多いのではないでしょうか。
お正月休みの初日、何をする予定でしょうか。
帰省、大掃除、お節作り。

私は、黒豆を煮ようかなと思っています。

元々黒豆は取り立てて好きではありませんでしたが、
自分で煮るようになって、とってもお気に入りになりました。

簡単黒豆
黒豆 250g
煮汁 水 1000ml、砂糖 160g、塩 小さじ1、醤油 大さじ1と1/2
①黒豆をさっと洗う。
②煮汁の材料を合わせ、沸騰させて火を止める。
③②の鍋に①の黒豆をすぐに入れる。
④一晩(もしくは8時間程度)おいて、そのまま中火にかける。
⑤灰汁をこまめに取り除き、鍋の蓋をして1時間ほど弱火で煮る。
⑥一粒取り出し、柔らかくなっていたら火を止め蓋をしてそのまま冷ます。
P1070349






煮汁で戻すので、芯まで味が染みて美味しく仕上がります。

煮るのにススメするのは、厚手の鍋。
私はSTAUBを使用。
土鍋やル・クルーゼなども良いですね。
鍋が薄手の場合、豆が柔らかく煮あがるまでこれより少し時間がかかります。

このレシピ、砂糖は少なめです。
砂糖が少ないということは、保存性は少し下がります。
1週間くらいは普通に食べますが、
時々火を入れるとより安心かもしれません。
甘いのが好きな方は、10g程度増やしても大丈夫。

簡単ですし、飽きずにいただける味です。
煮汁も美味しいので、捨てずに召し上がって下さい。

豆(まめ=元気、健康)に暮らしていけるのって、幸せなこと。
縁起を担いで、是非今年は手作りを。
より一層効果があるように思えるはずです。

大掃除もお節作りも大切なことですが、
良い年を迎えるには元気でいることも大切。
疲れがたまってる方は、ゆっくり休んでください。
元気が一番!



月と太陽、星のリズムで暮らす【薬草魔女のレシピ365日】

瀧口律子
BABジャパン





薬草魔女のレシピ365日


瀧口律子
BABジャパン

大掃除で徹底的にきれいにしたい場所の一つが浴室。
毎日掃除していても、日々少しずつ積み重なる汚れが溜まっています。

最近の浴室は汚れもつきにくく落ちやすいと思いますが、
我が家はタイル張りなので大変です。
重曹を使って目地の間の汚れをごしごしとこすったり、
クエン酸で蛇口を磨いたりの一日仕事。

それでも大掃除の楽しさは、目に見えて空間が綺麗になることです。
大掃除後の清浄な空間に生まれ変わったお風呂に入ると、
「今年も無事終わる」
と心まで穏やかになります。

そんな風にきれいにした浴室。
キレイが長続きしてもらいたいものです。


今まで、わかっていながら実行しなかったのが
「浴室防カビスプレー」
エタノール 10ml
精製水   100ml
精油     20滴
①スプレー瓶にエタノールを入れる
②精油を加えて良く振って溶かす。
③精製水を加え振って混ぜ合わせる。
④毎回、浴室掃除の後に、壁などに吹きかけて放置する。

ここで重要になるのが精油。
抗菌作用を持つ精油を選びます。
ラベンダー
ユーカリ
ティートゥリー

など
抗菌作用があるということは、カビ防止になるということです。

抗菌作用はあっても、自然素材なので安心。
お風呂に入るたびに、芳香浴気分でシュッシュしても良いかも。
小さいお子さんがいる場合は、強い洗剤は怖いですよね。
我が家も猫が浴室に出入りするので、安全第一。

このスプレーは、ほかの場所でも使えます。
洗面所、台所、トイレ
洗濯機のカビ防止にも効果はありそうですが、
精油が洗濯機内に残ると、洗濯物に油染みがつくかも。

私は洗濯に精油を入れることがありますが、
シミになってること多々あります。
気にしてないだけで・・・



キレイが続く(であろう)防カビスプレー。
毎年大掃除の後、
今年こそは試してみようと思いつつ、グダグダになってやらずじまい。

今回こそは!
と思ったりしています・・・・・





月と太陽、星のリズムで暮らす【薬草魔女のレシピ365日】



瀧口律子
BABジャパン






薬草魔女のレシピ365日

瀧口律子
BABジャパン



大掃除進んでいますか?

例年は、11月頃から計画的に掃除を進めますが、
今年はまるっきり手を着けていません。
その上、月が満ちていく時期に入っていますから、
汚れを取り除くには不向きに思えてしまいます。

でもでも気を抜いたりしたら、一年間福徳をもたらす歳神様が来てくださいません。
歳神様(年神様)は、家にやってきて幸せと実りをもたらして下さる神様です。
年末に、依り代である門松を目指して山から下りてきて、
鏡餅にステイされます。
7日の松が空けると「鏡開き」をしますが、
その前に割ったりすると、神様を追い出すってことになります。

大晦日にやってくると言われていますから、
それまでに掃除は終わらせたいもの。
可能でしたら、28日までに準備を終えればベスト。
締め飾りや門松も、それまでに。

締め飾りや門松は掃除が終わってからです。
お間違えの無いように。
ご存知だと思いますが、29日には飾りをしません。
9が「苦」と結びつき、苦が立つとして縁起が悪いためです。
31日も一夜飾りと言って、オススメしません。

縁起物は、やり方も守ってこそ縁起が良いのです。


大掃除で注意したいのが、来年の恵方です。
恵方は、年ごとに変わる吉方。
歳神様がその年にいる方角です。
幸運を呼び寄せるには、やはりその方角が綺麗じゃないと。
2018年は南南東

家の中でも特にこの方角を念入りに大掃除しておきましょう。


大掃除が終わったら香りの活用を。

精油を使ったり、お香を焚いたり。
香りで場を清めて大掃除の締めくくりましょう。
歳神様も良い香りに呼ばれて、喜んで来て下さるのではないでしょうか。

大掃除に一番重要なのは、
心を込めることかもしれませんね。





月と太陽、星のリズムで暮らす【薬草魔女のレシピ365日】
瀧口律子
BABジャパン





薬草魔女のレシピ365日


瀧口律子
BABジャパン

クリスマス楽しんでいますか?
私は昨日の生徒さんたちとのパーティーを終えて、ほっとしています。
IMG_1461












パーティーでの前菜類
手前から、スモーキーポテトサラダ
キンパ(韓国風海苔巻き)


IMG_1472












黒い森(ケーキの名前)の家に入るサンタ

自分で作った料理よりも、人の作った料理が嬉しい。
ということで、私は昨日一日中、
お手伝いの生徒さんの作ってくれたキンパばかり食べてました。
美味しかった。



ホントのクリスマス前夜である今夜は
ストックしてあったワインを開けて、
お気に入りの成城石井のスモークサーモンをつまんで陸王を見ます。
これもなかなかいいクリスマスです。


ちなみに、スモークサーモンはそのままでも十分美味しいですが、
ハーブチーズと合わせると深みが出ます。
スモークサーモンでハーブチーズをくるりと巻いて。

ハーブチーズ
クリームチーズ  100g
フレッシュハーブのみじん切り 大さじ2
にんにくすりおろし 1/2かけ
作り方 
混ぜるだけ...

フレッシュハーブは何でも構いません。
イタリアンパセリ、チャイブ、コモンセージ、ローズマリー、フェンネル等

ハーブチーズは、作って冷凍しておけば長く楽しめます。
スライスしたバケットに塗って焼けばおつまみに。
パスタに和えたり、鮭やお肉を焼いたものにのせても良いソースに。


年末年始は、理由もなく忙しかったりしますが、
ハーブチーズやハーブバター(クリームチーズをバターに変えるだけ)を、
多めに作っておけば、便利です。



明日からの一週間は日本中で忙しそうですね。

明らかに忙しくなりそうな日は、
朝ごはんだけでもゆっくり食べましょう。

バターを塗ってシナモンを振って焼いたトーストなどは、
焼きあがってメープルシロップをかけて食べると、
心が落ち着きます。
食べ終わると
さあ、ひと頑張りするか!
という気分に。
シナモンのリラックス&血流アップ効果でしょうか。

甘いものは朝食べるのが良い気がする。
元気が出ますから。


満足できる年の終わりに出来るように、
一週間頑張っていきましょうね。

でもその前に・・・
良いクリスマスを!




月と太陽、星のリズムで暮らす【薬草魔女のレシピ365日】

瀧口律子
BABジャパン






薬草魔女のレシピ365日



瀧口律子
BABジャパン


間もなくクリスマスですね。
日曜にパーティーの方も多いのではないでしょうか。

簡単に出来て、
ちょっと珍しいものを食卓にのせたいですよね。

先日Ikeaで、ヘクセンハウス用のクッキーが安くなっていました。
アイシングで接着すると家が出来上がるあれです。
売り切らないと困りますから、クリスマス前には安くなるのでしょう。


型紙から作ってクッキーを焼くこともできますが、
そこまでの元気はなく、アイシングでつけるくらいなら出来そう。

アイシングは
卵白   35g
粉砂糖 200g
泡立てずに混ぜるだけのタイプにしました。
ただ艶が出るまで混ぜるだけ。
一見量が多く見えますが、家一軒立てるには必要量です。

全体像は、まだお披露目しませんが、
IMG_20171222_195342











サンタが見つかって笑ってる風をイメージしました。
可愛い。


明日は教室に通ってくださっている生徒さんたちへの
謝恩クリスマスパーティーです。

無事、20名分の料理の仕込みも終了しました。
良かった!
自分自身の好物であるポテトサラダは毎年必ずメニューに入れてます。
今年は、クミンと燻製卵でアクセントをつけたポテトサラダ。

ワインにも、ビールにも合いますし、
パンと相性がいいのでサンドイッチにも向きます。

いつものポテトサラダより、マヨネーズを減らして作れば良いのです。
そのほうが、スモーキーでスパイシーな風味が際立ちます。
玉ねぎはたっぷりめが良いです。


あとパーティーに便利なのが「バーニャカウダ」。
これがあれば、野菜を切れば華やかな一品になります。

生徒さんが下さったたくさんの新鮮野菜をもっていけば、
このソースでいただけます。
IMG_20171222_200246








講座ではなかなか持てない自由な時間。
違うクラスの生徒さん同士の交流もしていただける機会です。


いつもは忙しい女性たちの、ひと時の癒しになれば嬉しいです。
良いクリスマスになりますように!




月と太陽、星のリズムで暮らす【薬草魔女のレシピ365日】


瀧口律子
BABジャパン






薬草魔女のレシピ365日


瀧口律子
BABジャパン
2017-11-17





明日22日は冬至です。

昼の時間が最も短く、夜の時間が最も長い一日。
一陽来復(いちようらいふく)。
陰の気が極まって陽に転じる日です。

今日から、運気も上がっていきますよ!
というのも冬至の別の意味。


ほんの一週間ほど前から、
日暮れ直前の光が、わずかに強くなってきている気がしたのです。
日没の時間は早まっていますが、光の強さには変化が見られるような。
太陽の力を復活を感じました。

西洋の国では、太陽の力が復活する日として、
冬至の祭ユールで祝いました。

日没が早くなるのをつるべ落としと言いますが、
冬至を過ぎると日に日に日が長くなっていきます。

日が長くなっても、まだまだ大寒前なので寒いのは寒いですけどね。


さて、冬至の日には「柚子湯・カボチャ」が一般的です。

柚子湯は、江戸時代に始まりました。
年を越すためのお金の融通が出来ますようにという願いからだったそうですが、
お風呂に入れれば、柚子の精油効果で、風邪予防やリラックス効果に。
肌の弱い方は、柚子湯でピリピリするかもしれません。
そのような場合は、少し湯船に入れた後出して、
香りだけ楽しんでも良いでしょう。
私は、ギュッと絞って肌がピリピリヒリヒリするのを、
わざわざ苦行のように楽しんでいます・・・

カボチャは、
免疫力を上げ、風邪予防になるので長生きを願って食べました。
煮ていただくのが一番ですが、小豆と一緒に「いとこ煮」にして、
食べる地域もあります。
いとこ煮は、むくみ防止にも効果あり。
寒さで血行や水はけが悪くなってしまうときには、バッチリです。


どちらも、古くからの知恵として、素晴らしい効能を見抜いていたんですね。
さすが。


そして「運盛り」もお忘れなく。
運盛りは縁起の良いとされる「ん」のつく食べ物を食べること。
運をたくさん取り入れましょう。
・カボチャ(ナンキン)
・金柑
・うどん
・蓮根
・人参

など。
どれも、寒い日にぴったりの食材です。


二十四節気のなかでも、重要な意味を持つ冬至。
カボチャを食べて、運を盛って、柚子で温まって、
クリスマス、お正月前の縁起をしっかり担ぎましょうね。



IMG_20171106_164220














書籍版
月と太陽、星のリズムで暮らす【薬草魔女のレシピ365日】


瀧口律子
BABジャパン




電子書籍版
薬草魔女のレシピ365日 


瀧口律子
BABジャパン



明日は薬日本堂漢方スクールでの講座です。
夢を叶えるお守り香水作り

自分にぴったりの精油を選んで作るオリジナルの香水は、
当然世界に一つ。
宇宙や自然の力を瓶の中にグッと閉じ込めた夢のあるお守り。

さて、2018年はどんな年になるのでしょう。
香水を作るうえでも、来年がどのような年になるのかを
頭に入れておく必要はあります。

いままで頑張ってきた人は、成果が出るゾーンに突入するかもしれません。

ま、これは常の事。

努力をしない人には結果なんて出ませんし、
してきた人にとっては努力は裏切らないものです。

しかし、追い風が吹くような感じで成果が出る人もいるかもしれません。

追い風が吹いても倒れないでいられるかが問題です。

そんな時に、いつもの自分より少し強く待ち受けられるようにするのが、
お守り香水の力かなと思っています。

ちなみに、努力してこなかった人は、
ぐんと差をつけられて悔しい思いをするかもしれません。
ここで、人を妬むか、悔やんで自分を変えられるかが、
その先で差が縮められるかの瀬戸際になります。
ご用心を。


明日の講座では、この辺りをお話しするつもり。


香水はもちろんですが、どのようなものでも香りは見えない力になります。

新年に初詣に行かれる方は、神社やお寺で匂い袋が売っていたら
それもおススメします。
神社仏閣で売っていたものでなくても、
良い香りだと感じたなら十分お守りになります。


私も先日奈良で購入してきました。

IMG_20171219_174939











奈良の白鹿。
縁起良し。



親友たちへのお土産で、色違いで買ってきてこの色が私のもとに。
自分にピッタリの色です。


明日香水を作っていただく皆さんには、
身にまとうだけでなく、
ルームフレグランスとししてもその香りを楽しんでいただける、
アロマストーンを作っていただきます。

香りは常にそばで、幸せを呼ぶためにパワーを貸してくれるはずです。


明日も元気に参ります!




書籍

月と太陽、星のリズムで暮らす【薬草魔女のレシピ365日】

瀧口律子
BABジャパン






電子版

薬草魔女のレシピ365日


瀧口律子
BABジャパン



18日15:32 射手座の新月を迎えます
今年最後の新月。
満月を迎えるのは1月2日ですから、今年最後の願いを明確に。

新月は新たな始まりの日ですから、
生まれ変わった気持ちで、目標や願いを著すのです。


射手座というのは、自由や旅を愛する自由人というイメージです。
世界を拡げていくのが射手座の得意とするところ。

明日の新月では、
・世界に関係すること
・拡げていきたいこと

を文字にしてみてはいかがでしょう。


私は、明日
WWF野生ネコの王国
に寄付します。

寄付や篤志は誰にも言わずに行うからこそ意味があると考えられますが、
言って拡げることも必要なこともあります。

動物の幸せに暮らせる世界を拡げたい。


そうです。

新月の願いでは、自分一人が幸せになれる願いだけでなく、
自分以外の誰かにために願えたら素晴らしい。


今日も明日も月が見えない暗い夜。
冬至直前の長い夜の中で、道標となる月が見えないわけですから、
昔の旅人だったら進める距離が少ないでしょう。

暗く長い夜には、様々な思いを巡らせるのに向いています。


日曜や月曜の夜はブルーな気分になる方も多いと思いますが、
今夜は是非、ユーカリやフランキンセンスの精油の香りを焚いてリラックス。

精油に癒されたなら、完全に防寒して空を見上げて下さい。
月の出ていない夜は、星がきれいに見えます。
「星に願いを」ではありませんが、
自分と自分以外の誰かのための世界が拡がるように、
ちょっと心が大きくなるような願いを形にする時間を持ってみて下さい。




薬草魔女のレシピ365日
瀧口律子
BABジャパン










要領の悪さが手伝って、いつにも増して慌ただしい毎日です。

朝起きてから、一息つけるのが日も暮れてから。
夕食の支度の前に、メールチェックをしておこうという一瞬。

冬の外出後ならやっぱり緑茶です。
それも、茶葉ごといただきます。


お茶は紀元前2700年前頃に発見されたと言われ、
4700年の歴史をもつ飲み物。

これを聞くと、いかにお茶が優れた飲み物かがわかります。
だって、飲まれ続けて広がり続けているのですから。
近年になってその薬理効果が解明されていますが、
昔の人は「美味しい」「体に良い」という感覚的であり
確実な体感から飲んでいたのだと思います。

元々は毒消しや、薬の意味合いが強かったようですが、
徐々に嗜好品に変わっていったのですね。


緑茶と言えば「カテキン」。
抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、
日々作り出される酸化物質に対抗してくれるわけですから、
ばたばたして無駄に酸化を進めている私にぴったりです。

カテキンを含む緑茶には非常に多くの効能が期待できますが、
今の時期なら「風邪予防」でしょう。
抗菌・抗ウィルス作用によって風邪などの菌を撃退してくれる力がありますから、
飲んだりうがいしたりして予防したいもの。

もともと緑茶が大好きなので、茶葉ごと食べています。
カップに緑茶をティースプーン1杯弱入れてお湯を注ぎます。
スプーンで混ぜて、3分ほど置けば程よい状態に。

IMG_20171215_175718












皆さんもよくご存知だと思いますが、
緑茶の栄養は、茶葉に残ったまま捨てられることが多いので、
食べてより効果がアップ。

そして、茶葉を食べると食欲が抑えられる気がするのです。

夕方のホッと一息の場合、だいたい小腹が空いてます。
でもまず、茶葉ごと一杯お茶を飲むだけですっとお腹が落ち着くのです。
私だけ?
緑茶にはダイエット効果があるとも言いますから、そういうことかしら。


お腹が温まり、体の中から風邪予防。
その上、無駄な間食を避けられる。

ペットボトルのお茶だと、あまり効果が感じられないけど。

歳を取るごとに、緑茶のおいしさがしっくりくるようになりました。
嬉しいなぁ。

日本人ですもの。
緑茶をもっともっといただきましょう。



単行本版
月と太陽、星のリズムで暮らす【薬草魔女のレシピ365日】

瀧口律子
BABジャパン






電子書籍版
薬草魔女のレシピ365日


瀧口律子
BABジャパン



↑このページのトップヘ

- 5DDED1B73ED025D7C511F5BF36191E4C